Stable Diffusionのサンプラーの種類と生成結果の違いは?

Stable Diffusionのサンプラー機能は、AIによる画像生成の仕上がりに影響を与える重要な部分です。

サンプラーを変えることで生成速度と画像のクオリティをコントロールできます。この記事では、サンプラーの種類と特性、実際の使用方法、そしてクリエイティブ作業におけるその応用について詳細に解説します。

目次

Stable Diffusionのサンプラーの基本的な説明と機能

サンプラーは、画像生成のプロセスにおいて、画像のスタイルや質感を調整するためのツールです。Euler Sampler, DDIM Sampler, DPM++ Samplerなどの種類があり、それぞれ生成速度や画像品質に影響を与えます。例えば、Euler Samplerは高速で画像を生成するが、DDIM Samplerはより詳細な画像を生成します。

Stable Diffusionのサンプラーの種類と特性

  • Euler Sampler: 速い生成速度が特徴ですが、画像の破綻が起こりやすい​​。
  • DDIM Sampler: より細かいディテールを持つ画像を生成することができます。
  • DPM++ Sampler: 複数の設定オプションを持ち、さまざまなスタイルの画像に適応可能です。

EulerDDIMなど生成が早いサンプラーで画像生成のガチャを回し、DPM系のサンプラーで書き込みを増やしていくというステップを踏むのがおすすめです。

サンプラーで生成画像が変わるのか調査

生成プロンプト

masterpiece, best quality, 1 girl, short bob cut, brown hair, blue eyes, upturned eyes, upper body, small breasts, white t-shirt, simple background, arms crossed, brake

ネガティブプロンプト

EasyNegative

CFG scale: 7

Seed: 1097801233

Size: 512×512

Model: anything-v4.5-pruned

VAE: kl-f8-anime2.ckpt

Euler

DDIM

DPM++ SDE Karras

DPM++ 2M Karras

DPM++ 2M SDE

DPM++ 2M SDE Exponential

DPM++ 2M SDE Heun Exponential

DPM++ 2M SDE Heun Karras

DPM++ 2M SDE Heun

DPM++ 2M SDE Karras

DPM++ 2S a Karras

DPM++ 3M SDE

DPM++ 3M SDE Exponential

DPM++ 3M SDE Karras

画像生成に当たり口の生成がおかしくなるサンプラーがいくつかあり、ステップ数や笑顔の値を変更。

DPM++ 2M SDE 笑顔の値を(smile:1)に変更
DPM++ 2M SDE Heun ステップ数:35 笑顔の値をsmileに変更
DPM++ 2M SDE Heun Exponential ステップ数: 23 笑顔の値をsmileに変更
DPM++ 3M SDE ステップ数: 30 笑顔の値をsmileに変更
DPM++ 3M SDE Karras ステップ数: 20 笑顔の値をsmileに変更
DPM++ 3M SDE Exponential ステップ数: 24 笑顔の値をsmileに変更

画像を見てわかる通り、サンプラーで画像の表現に変化を持たすことができます。

Stable Diffusionのサンプラーの使い方と実例

サンプラーの使い方は簡単で、サンプルを選択して生成するだけです。

Hugging FaceやCivitaiなどのプラットフォームを利用して、これらのサンプラーを使用することができます。

実際にサンプラーを使用する際には、プロンプトの詳細度、生成する画像のスタイル、必要な速度などを考慮する必要があります。例えば、Euler Samplerは迅速なプロトタイピングに適している一方で、DDIM Samplerはより細かいアートワークに適しています。特に、LCM Samplerのような新しいサンプラーは、別途インストールが必要であり、独自の特性を持っています​​。

Stable Diffusionのサンプラー+拡張機能で表現を変える

Stable Diffusionの拡張機能のLoraで「epi_noiseoffset」のような拡張機能を使用することで、画像に暗さやディテールを加えることができ、より複雑な表現が可能になります​​。

新しいサンプラーの開発や実験的な応用も進んでおり、「RestartLab」という拡張機能を追加するとサンプラーの処理フェーズをイジる設定ができる様になるので自分だけのカスタマイズサンプラーでオリジナルの画像を生成できます​​。

しかし機能追加にはスクリプトを追加する必要があるのでPCスキルに不安がある方にはおすすめしません。

RestartLabの追加方法を詳しく知りたい方はこちらのブログが参考になるかと思います。

note(ノート)
新サンプラーのアイデア|BD はじめに ※これは、私の純粋なアイデアではなくて、私が管理しているディスコードサーバーで出ていたアイデアをもとに自分なりに落とし込んだものです。 ※このアイデアを...

まとめ

Stable Diffusionのサンプラー機能は、Stable Diffusionでの画像生成の仕上がりを左右します。

各サンプラー機能の基本性能を理解して、自分の作業の効率化を図りより短い時間で求める画像を生成できるようにしましょう。

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